|
タミヤのJSU-152です。念願だったJS-２が発売されたときに、必ずJSU-122/152は出るだろうと思いましたが、先に152が出ました。「これは作らねば」
と思い速攻で買いに走りましたが、結局、作らずに積んでいました。最近エレファントが発売されましたが、このJSU－152
が発売されたときに「近い将来、エレファントも出すんだろうなあ」と思ったものです。
あれから３年、エレファント発売を契機に「JSU-152を作ろう」と思ったことを思い出し、積んであったキットを組むこと
にしました。
|
|
|
|
|
|
|
キットは最近のタミヤスタンダードな出来。適度なディテール再現を少ないパーツで上手くまと
めています。防楯の組み付けで砲身を左右可動させたい場合、タミヤらしくない「工作」を必要としますが、それ以外はストレス
なく完成します。防楯の荒々しい鋳造表現や戦闘室の圧延肌表現などモールドも良い感じです。車体後部は前部に比べサッパリし
た感じなので、装甲板木口にカリカリと切り出し跡を付けて、テクスチャーを足してやると車体前半との表現バランスが取れると
思います。
|
|
|
|
|
|
|
| キットの出来が良
いので、素組みもいいのですが、せっかくなのでエッチングパーツでディテールアップしています。使ったのはPassion Models
P35-044です。ただ、装備品固定クランプが非可動だったり、丸型燃料タンク架のパーツは帯部分しか含まれていないなど、使い始めた途中で納得いかなくなり、結
局、高価なABER 35 235 を買い足しました。これはこれで使わないパーツが多く、ちょっと残念な感じではありますが。 |
|
|
|
|
|
履帯はキット付属の連結非可動（部分一体式）を使いました。フリウルも買ってあるのですが、
まあ、たまにはキットのパーツも使いましょ。塗装のことを考えて一度グルリと組んでから、上下に分割して取り外せるようにし
ました。起動輪は泥かきに邪魔されて外れないので、起動輪用の軸をカットしておきます。こうすると履帯も「知恵の輪」のよう
に起動輪と一緒に外せるようになります。
|
|
|
|
|
|
|
フェンダーは取り外すと威喝さが強調されてカッチョ良いです。キットのフェンダーも泥除け部
分が分割してあり外すのは簡単です。ただ、泥除けを外した後の金具類をどう処理するか少し悩みました。とりあえず実車写真を
見ながら構造を把握し、金具の残し方を決めて真鍮板やプラ板で工作しています。
防楯の横には手掛けが溶接されている車両もみられるので、真鍮線で再現しましたが、取り付け方が違っているので、後ほど作り
直す予定です。
|
|
|
|
|
|
|
ヘッドライトのレンズは透明部品が用意されていますが、やや直径が小さく思えたので手持ちの
ジャンクパーツで代用しました。また、配線を追加して密度感を高めてみました。ライト内側はメッキシルバーで塗装しレンズは
車体の塗装に備えマスキングゾルを塗っておきます。
|
|
|
|
|
|
|
装備品固定クランプはアベールのパーツです。スコップもエッチングパーツがありますが、今回
はキットのモールドが良いので、裏側を削って端を薄く見せる工作をして、キットのパーツを使いました。
|
|
|
|
|
|
|
|
| アベールのエッチングには戦闘室天井に載せる間接射撃用の測量棒と思われる真鍮挽き物パーツ
が付属します。しかしこのパーツ、確かに搭載している実車写真が確認できますが、無い写真もあります。また、はたして白赤で
塗られていたのでしょうか？ちょっと謎です。 |
|
|
|
|
|
|
| 実車も機関室上面はシンプルな作りですが、模型でもあっさりした仕上がりです。なので真鍮
メッシュが良いアクセントになります。キットにはちゃんとエッチングパーツが付属しますが、ここはより出来の良いアベール製
に交換しています。 |
|
|
|
|
|
|
|
| 丸型燃料タンクの固定金具はアベール製のエッチングパーツです。組み立て説明書通りに組むと
帯と真鍮線の向きが逆になり、真鍮線がタンクにあたり浮いてしまいます。確かに実車の構造はそうなのですが、模型では裏表を
逆にした方がリアルです。そこで、一度組んだものを修正したのがこの画像です。 |
|
|
|
|
|
|
アベールのセットにはタグロープを架載するためのアンカーパーツを組むための真鍮パイプなど
が用意されています。せっかくなので、使ってみました。なんかイイ感じですよね。こうするとタグロープも金属製に変えたくな
るので、エウリカの0.9ミリワイヤーに交換しました。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
