●青島 1/24
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| アオシマの新作カウンタックです。スーパーカーですよ。懐かしいなあ〜カッチョ良いなあ〜。昔、作りましたよ。東京マルイの青いカウンタックを。その当時は可動部が多くて、満足に完成させられなかったですね。月刊モデルグラフィックス誌2010年12月号にカウンタック特集が載っていて、それを読んだら欲しくなっちゃったんですよ。アオシマのリメイク、カウンタックLP400を。そんで、速攻組みました。ご覧の通りに。 |
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| カーモデルはたまに組むんですが、あまりマニアックなことは言わずに素組みで、チャッチャっと楽しむスタイルで取り組んでいますが、やっぱしスイングアップドアは可動にしたいですよね。前出のＭＧ誌を参考にヒンジを自作して一応可動にしました。ただ、収納時にピタッと合わなかったり、動き方がぎこちなかったりと難しくて、失敗でしたね。リトラクタブルヘッドライトも仮組み時には上手く収まっていたんですが、塗装後クリアランスが想定以上にきつくなってしまい、こちらも収まりが今イチに・・・うーん、やはり可動モノは難しい。 |
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| 実は塗装でも初歩的なミスをしてしまい、途中で投げ出そうかと思いましたよ。今回、キットのパッケージアートのようにレモンイエローでシャッキっと仕上げたかったんですね。キットの成型色は白色なんですが、この上にイエローを塗ると光が透過していかにもプラスチック的な印象になりそうだったんで、下地にシルバーを塗って隠ぺいした上でボディカラーを塗ろうと考えたんです。で、ＧＳＩクレオスのMr.カラー８番シルバーを塗って、その上からMr.カラーＧＸ１クールホワイトを塗り、更に上からMr.カラーＧＸ４キアライエローを塗り、仕上げにガイアノーツのEx-03
Ex-クリアーで仕上げたんです。ところが、８番シルバーにＧＸ１クールホワイトが喰いつかず、エッジ部分に爪なんかが当たるとすぐに塗料が剥げてしまうんです。可動部で擦れあうものならたちまち剥がれる・・・うーん、シルバーはアルミ顔料なんで塗料が喰い付かないのか。シルバーの上にプライマーを塗っとくべきでした。 |
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| 塗装の失敗といえば砥ぎ出しもいかんです。ちょっと乾燥時間が短かったようで、細かい砥ぎ傷を消し切れていません。Mr.カラーＧＸもガイアノーツのExクリアーも充分乾燥するとかなり硬い塗膜になるんです。砥ぎ出しは自然乾燥なら一週間くらい置いてからでないとやっちゃダメみたいですね。塗装後一時間くらいで、乾いてたんで砥いじゃったんですよ。そしたら砥ぎ跡の傷が入ってしまい、後日砥ぎ直しても、もう塗膜が硬くて深い砥ぎ跡傷を落とせないのです。参りました。こうなるとワックスで磨き光沢を上げて誤魔化すのみですね。 |
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| まあ、そんなこんなで途中で投げ出そうかと思いましたが、それも大人げないし、昔のリベンジ失敗になっちゃうしなんで、とにかく組みあげて完成だけはさせました。せめて撮影ではもっともらしく一番いい顔に写るよう、簡単な撮影セットを組んで照明を頑張って写してみました。画像はコントラスト、シャープネスをデジタル処理して（描き加え等はしてませんが）カッチよーく仕上げてみました。 |
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| 可動するドアですが、閉めたときにやや半ドアになっちゃいました。それでも内部に最近ニュースで話題なレアアース素材、ネオジウムマグネットを仕組んで手に持っても勝手に開いてしまうことがないようにしました。ヒンジの構造上、傾けるとダラリと横に動いてみっともないので。リアのエンジンフードは流石にマグネットは仕込んでいませんけど。逆さまにしなければ開きませんので。 |
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| エンジンは上半分しか再現されていませんが、フードを開けて見える範囲では全く違和感なく、配管などを丁寧に塗り分けてやれば充分な出来です。アオシマの純正エッチングパーツセットを使って、エンジンフードのメッシュやパイピングを加えています。この純正エッチングパーツセットにはロゴマークなどのメタルインレットシールが入っていて、ドアミラーのミラー部分なんかもこれを張るとリアルっていうか、ミラーそのものになっていいですね。 |
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というわけで数々の困難にもめげずに完成したランボルギーニ
カウンタックＬＰ４００です。ほどほどの部品数で充分な再現性、塗装のことまで考慮された分割など拘りを感じる良質なキットだと思います。バリエーションで5000QVも出ており、近々ウルフ・カウンタックも出るようです。次なる新車種は何が選ばれるのか気になるところ。ここはやっぱりフェラーリＢＢとロータスヨーロッパかな？ 前者はフジミ、後者はタミヤのがあったと思いますが。それらを越えるキットを！あるいはマセラティ ボーラ！うーん、誰もやっていないってことは売れないのかな。僕的には全然関係ないけどアストンマーチン ＤＢ５の良く出来たキットが欲しいんだけどなあ。版権高そうだから無理なんでしょうねェ。
青島文化教材社
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